こんにちは、むくもこです!
羊毛フェルトとミニチュアフードの作品を制作・販売している
ハンドメイドショップ「MUKUMOKO」を運営しています🧸🌿
最近、ハンドメイドがひそかなブームになってるそうですね。
テレビでも「編み物が流行中!」なんて特集されてて、ハンドメイド作家としては嬉しい限りです。
そんな中で、「羊毛フェルトを始めてみたい!」って思ってくれてる人も多いんじゃないかな?
でも…ここでぶち当たる壁があるんです。
「道具って何を買えばいいの?」問題!
いや~、めっちゃわかります。最初って分からないんですよね。
そして、だいたいみんな、こうなるんです…
100円ショップで羊毛フェルトキット発見!
「お〜100円だし、手軽にできそう〜♪よし買っちゃお!」
…でもね、これはちょっと待って!
ハンドメイド作家としては声を大にして言いたい。
初心者こそ、100均の羊毛フェルトは使わないほうがいい!!
なぜ私がこんなことを言うのか。
それは、私自身、はじめは100円ショップの道具で始めたからです!笑
そして、「初めから手芸屋さんで買っておけばよかった…」と強く思ったんです…
今回はその理由と、
「じゃあ何を買えばいいの?」っていう初心者に必要な道具を
わかりやすく紹介していきます!
1.そもそも羊毛フェルトってなに?
羊毛フェルトは、羊毛を専用の針でチクチク刺して形を作るクラフトです。
まるで魔法みたいに、ふわふわの毛が少しずつ形になっていくんです✨
ぬいぐるみ、マスコット、ブローチなど…作れるものはたくさん!
MUKUMOKO│しあわせの羊毛フェルト🐕️&ミニチュアフード工房🍜(@mukumoko.hwfelt)がシェアした投稿
最低限、これだけは必要です👇
- 羊毛
- 専用針(ニードル)
- 針を刺す土台(マット)
道具は手芸用品店やネットで簡単に手に入ります👌
2.100円ショップのキット、なにがダメなの?
しかし、手芸用品店ってあまり馴染みない方も多いですよね。
そんなときに、より身近にあるのが100円ショップ!
羊毛フェルトのキットが道具が様々売られています。
お値段ももちろん基本100円。
初心者の方には、100円ショップのキットから始めるのが、
環境的にも心理的にも非常にハードルが低く買いやすいのです。
実際私も、初めて買った羊毛フェルト用品はすべてダイソーで買いました。笑
でも今だから言える。
「最初に買うべきは100均のキットじゃない!!」
その理由は大きく2つです👇
① 羊毛の毛質が固めでまとまりづらい
100円ショップの羊毛ってカラフルでとっても可愛い!
だけど、毛質が固めなんです。
固いとなかなかまとまってくれないので、いくら針で刺してもなかなか形ができない…。
例えば、手芸店の羊毛なら30分でできる作業が、100均の羊毛だと1~2時間かかるというイメージ。
上記はあくまでも参考での数字ですが、作業時間が倍以上に感じることもあります。
せっかくやる気があっても、初めてやる人にとってみれば、
「いつまで経ってもできない…全然うまくいかない…」と心が折れちゃうかもしれません😭
② ニードル(針)も折れやすく、まとまりにくい
正直、最初は「こんなもんかな?」って思って使っていたのですが、
ちゃんとした手芸メーカーの針を使ってみてびっくり。
サクッとまとまるし、なにより折れない!
超初心者🔰で刺し方が下手だったこともありますが、何本も折っちゃっていました😅
道具を変えてからの方が圧倒的に作業が楽しくなった!
やっぱり道具が違うと、仕上がりもスピードも全然違う。
最初にいい道具を選ぶことで、作る楽しさがぐんと増す✨
そして、楽しいからどんどんやる、そしてどんどん上達する!
初心者ほど、この好循環で羊毛フェルトのハンドメイドを楽しんでほしいと思います♪
3.これだけ買えばOK!初心者おすすめ道具
というわけで、これから始める皆さまにはぜひ手芸用品屋さんやネットで、
専用の道具を購入してほしい!そんなに高くもないのでね!
私が100円ショップの道具から買い替えてよかった!と感じている道具をご紹介します!
(1)羊毛
まずは羊毛!この2品は外せません!
ハマナカ ニードルわたわた

この商品の最大の特徴は、とにかく固めやすい!まとまりやすい!
下地作りに最適です。
マスコットやキーホルダーなど、人形系を作ってみたい方にはおすすめです!
ハマナカ フェルト羊毛 メリノ

とにかく毛がふわっふわ!色も豊富で、まとまりやすさ◎です!
↑のニードルわたわたで作った下地にメリノで色を付けてあげる、というのが
簡単に制作できる方法だと思いますよ~!
(2)ニードル(専用針)
クロバー フェルトパンチャー 3本針タイプ

本当にこれ1本でOKってくらい使いやすい!
とにかく使いやすいです。刺しやすい、持ちやすい、硬めやすい!
1本針用も売っていますが、私は使っていません。
あまり道具が増えすぎると、作業台の上が取っ散らかる未来が見えたので・・・笑
細かい作業したいときは針を2本抜いて1本にして使っています。

ネットでも売っているので、見てみてください👇
クロバー フェルトパンチャー 5本針タイプ

こちら、5本針タイプです。
広い面を指し固めたいときや、大きな土台を固めたいときなどに重宝します!
とにかく時短。5本針だからめっちゃ早い。
1本でやっていた作業が1/5になります。早すぎ。
仕上げは3本針で丁寧にすると◎

こちらもネットにあります!この記事を書いたときはAmazonが一番安かったですよ!👇
(3)針を刺す土台(マット)
土台は必須!これがないと指を怪我したり、作業台自体が傷ついたりしてしまいます。
そして、個人的にはマットは家にあるもので十分代用可能だと思っています!
我が家はよくネットで買い物をするので、
その時に入っていた緩衝材の発泡スチロールなどを土台として使っています。

ボロボロになったら捨てればいいし!気持ち的にも楽!
消耗を気にせずプスプス刺しています。
こんな都合よく発泡スチロールないよ~~~💦って方は、
家にあるスポンジや100円ショップの台でも使えると思いますよ!
(土台は100円ショップで全然問題なし!!)
ただし厚みが大事です!薄いと下の机を傷つけちゃうから注意してくださいね⚠
もちろん専用の商品もあります👇
まとめ:はじめの一歩は、道具選びから🌱
羊毛フェルトは、ふわふわの毛から可愛い作品が生まれる魔法みたいなクラフト!
だけど、最初の道具選びでつまずくと「向いてないかも…」とつまらなく感じてしまうかも。
私も100均キットで始めてつまずいたひとりでした。
でも道具を変えたら、作るのがどんどん楽しくなって、今では販売までできるように☺️
だからこそ、これから始めるあなたには、できるだけストレスなく楽しんでほしい!
今回おすすめしたスターターセット、気になったらぜひチェックしてみてくださいね👇
🛒この記事で紹介した道具まとめ
- 羊毛 :ハマナカ ニードルわたわた
まとまりやすい!下地作りに最適! - 羊毛 :ハマナカ フェルト羊毛 メリノ
ふわっふわ!作品の仕上げに! - ニードル:クロバー フェルトパンチャー 3本針タイプ
使いやすい!針の本数は自由に変えられます👌 - ニードル:クロバー フェルトパンチャー 5本針タイプ
広い面を刺すときにぜひ!圧巻の効率化! - マット :ハマナカ フェルティング用マット
いらない発泡スチロール等でも代用できる! - マット :クロバー フェルトパンチャー用ブラシマット
ブラシタイプ!薄い作品の仕上げはこれが向いてる!
おわりに
初心者さんが羊毛フェルトを「楽しい!」って思えるかどうかは、
最初の道具選びにかかってるって言っても過言じゃないです!
せっかく興味を持ったなら、ちょっとだけ本格的な道具を使ってみてほしい。
チクチクする時間が癒しになるし、自分だけの作品が完成する喜びは格別です💛
ぜひ、この記事を参考にしてスタートしてみてくださいね!
わからないことがあったら、コメントやSNSで気軽にお聞きくださいね〜✌️