鉄のフライパンって、かっこいいですよね。
大きい中華鍋よりもコンパクトなサイズで、普段使いできるタイプの鉄フライパン!
我が家でも、ビタクラフトという鉄フライパンを毎日愛用しています。
鉄フライパンの魅力
テフロン加工のフライパンとは違い、鉄フライパンには以下のような魅力があります。
- 熱伝導が良い 鉄は熱を均一に伝える性質があるので、食材をムラなく加熱できます。これにより、炒め物や焼き物がさらに美味しく仕上がります。
- 高温調理ができる テフロン加工のフライパンは高温での調理が苦手ですが、鉄フライパンは耐熱性が高く、強火の調理にも対応可能。香ばしい焼き目をつけたり、中華料理のような高火力が求められる料理にもぴったりです。
- 使い込むほどに育つ 鉄フライパンは、使い続けることで表面が油になじみ、焦げ付きにくくなるという特性があります。自分だけの「育てるフライパン」として愛着が湧きます。
- 長持ちする 適切な手入れをすれば、一生ものとして使えるのが鉄フライパンの大きな魅力です。買い替えが少なく、環境にも優しい選択と言えます。
- 鉄分補給ができる 調理中にフライパンから少量の鉄分が溶け出すため、自然と鉄分を摂取できます。特に貧血気味の方におすすめです。
油を鉄フライパンの表面にしっかりとなじませることで、焦げ付きにくくなり、使い込むほどに風合いが増していくのも素敵です。
しかし、1つだけ問題が! どんなに油をなじませても!すぐにこげつく!!!
以前にチャーハンを作った際なんて、これ・・・
なんで?ちゃんと油ならししているよ???まだ足りないっていうのかい???
悔しい!世のキラキラインフルエンサーたちが楽しげに鉄フライパンを使いこなしているっていうのに、自称料理好きの食いしん坊な私が使いこなせないなんて・・・
私だって、ちゃんと鉄フライパンでおいしい料理を作りたい!
ということで、鉄フライパンで絶対に焦がさない方法を探りに探って半年。ようやく焦がさずに使いこなせるようになりました。今からご紹介する方法を意識するようにしてから、まったく焦げ知らずです!おかげで今は毎日鉄フライパンを愛用しています。
鉄フライパンをすぐ焦がしてしまう、という人は、ぜひ参考にしてみてください。
鉄フライパンが焦げる理由と対策
理由① 洗う時に油なじみが取れてしまっている
鉄フライパンは洗剤でゴシゴシ洗うと表面に馴染んだ油が取れてしまいます。洗うときは、なるべくお湯で汚れを落とすようにし、どうしても必要な場合だけ少量の洗剤を使いましょう。使用後は必ず乾燥させて、油を薄く塗ると◎です。
理由② 前回ついた焦げがちゃんと落ちていない
焦げを落としきれていないと、料理するたびに同じ場所が焦げ付いてしまいます。たわしを使って、しっかり汚れを落としましょう。焦げが酷い場合はお湯で少し煮ると、汚れが浮いて取りやすくなります。
わたしはたわしが少し柔らかく、なかなかきれいに焦げを取り切れておりませんでした。普通のたわしよりもアルミたわしで洗うのがおすすめです。
理由③ 油ならしが足りていない
購入後、そのまま使い始めていませんか? 新品の鉄フライパンは、まず油ならしを行う必要があります。
- フライパンを火にかけて軽く温める。
- 大さじ2〜3の油を全体になじませる。
- 弱火で5〜10分ほど加熱してから油を捨てる。
これを行うことで、焦げ付きにくくなります。
わたしは、購入後も定期的に揚げ物や野菜の揚げ浸しを作ることで、油ならしの代用をしています。笑
理由④ 油返しをしていない
焦がしていた当時の私のNGアクション①です。
油返しを行うことで、フライパンの表面を油の膜でコーティングできます。
油返しのやり方:
- フライパンを火にかけ、温める。
- 多めに油を入れる(大さじ3程度)。
- フライパンを傾けて油を全体に行き渡らせ、余分な油はオイルポットに戻す。
はじめは面倒ですが、慣れれば簡単!これをやるとやらないとでは大違いなので、ぜひ皆さんもやってみてくださいね。
理由⑤ フライパンが温まりきっていない中、食材を入れてしまっている
焦がしていた当時の私のNGアクション②です。
鉄フライパンは十分に温めることで焦げ付きを防げます。
目安として、フライパンに数滴の水を垂らしてみて、コロコロと転がる状態になったらOK。
特にタンパク質を多く含む卵やお肉は、温度が低いとくっつきやすいので注意です。なんでも、タンパク質は熱が加わると変性し、表面がフライパンに吸着しやすくなるんだとか。フライパンが適切に熱せられていると、タンパク質の表面が素早く固まり、くっつきにくくなるのです。
理由⑥ フライパンが熱すぎる
逆に、フライパンが熱くなりすぎても焦げ付きの原因に。中火〜弱火を意識して使うと焦げ付きにくくなります。
これも難しいですよね~。我が家はコンロの火力が強く、中火でも強火のようになってしまうので、弱めを意識しています。これはもう慣れるしかないですね。
まとめ
鉄フライパンの手入れは少し手間がかかるけれど、その分、料理がもっと楽しくなるアイテムです。
焦げ付きの原因と対策を知れば、誰でも簡単に使いこなせるようになります。これを機に、あなたも鉄フライパンをもっと楽しんでみませんか?
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